お風呂場リフォーム

おばあさんの足腰が弱く、介護保険制度を利用し計画しました。今回のリフォームのポイントは、

 

①脱衣場から浴室の段差を少なくすること

②浴槽に安全に出入りできること

③寒さ対策(ヒートショック予防)

 

まずは脱衣場と浴室の段差を無くすことですが、これは現状の床の上からさらにモルタルを塗り高さを調整して仕上ました。仕上げの際の床タイルは、素足で触れても冷たく感じない「サーモタイル」を採用しました。次に浴槽ですが、出入りの際に浴槽のフチをまたぐのではなく、一旦座ってから浴槽に入れるので安心して入浴できます。

 

※クリックすると拡大画面で見ることが出来ます。

 

浴槽から出る際も自然に手の掛かる位置に取り付けた手摺で楽に立ち上がることが出来ます。寒さ対策として、ハイパワーの浴室暖房を取り付けました。浴室暖房は浴室に入る時に使う為だけではなく、脱衣場にまで暖かさを送ることで、入浴後の着替えの際も快適にできます。今回は、在来(タイルの)浴室のままのリフォームですが、安全に使用することの出来る浴槽はユニットバスでは限られているため、在来浴室のメリットを残しつつ、デメリットを解消することを目指したリフォームとなりました。

 

 

 

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