トイレの洗浄音やキッチンの排水音など、水まわりの音が気になることはありませんか。
静かな時間帯ほど、音は目立ちやすくなります。
寝室の近くに水まわりがあると、思った以上にストレスになることがあります。
今回は、トイレやキッチンから聞こえる気になる音を抑えるポイントをご紹介します。
あわせて、防音リフォームの考え方もお伝えします。
トイレやキッチンの音が気になりやすい理由
トイレの給排水音は、多くの方が気になりやすい音のひとつです。
給排水音は、設備だけでなく建物の構造も関係しています。
壁や床、配管経路などによっても聞こえ方が変わります。
配管を伝わる振動音は、建物を伝わって音が広がるため、離れた部屋まで届く場合もあります。
そのため、音が気になる場所と原因が一致しないケースもあります。
とくに寝室の近くにトイレやキッチンがある住まいでは、注意しておきたいところです。
夜間や早朝に音が気になりやすくなります。
そのため、静かに過ごしたい時間帯ほど、こうした音がストレスになりやすいものです。
トイレまわりの対策
トイレの給排水音を抑えるには、音がどこから伝わっているのかを確認することが大切です。
最近では、洗浄方式や水流を工夫した静音設計の便器が登場しており、そうした製品への交換が効果的です。
あわせて、排水管に専用の遮音材や防音カバーを取り付けることも、音を抑える有効な手段です。
さらに、ドアの隙間を減らすのも一つの方法です。
あるいは、遮音性能のあるドアへ交換すると、音の伝わり方を抑えやすくなります。
寝室との間に収納を設ける間取りにすると、音の緩衝層として役立つ場合があります。
キッチンまわりの対策
キッチンの防音リフォームでは、排水音や換気扇、食洗機の音が気になることもあります。
排水管まわりに遮音材や防音カバーを設けたり、
必要に応じて壁・床・天井の遮音性能を見直したりする方法があります。
また、PS(パイプスペース)についても、できるだけ遮音性のある材料で囲うことで、
構造体へ音が伝わりにくくする工夫が必要です。
こうすることで、音の伝わり方を抑えやすくなります。
また、配管の固定部に防振材を用いることで、振動音を軽減できる場合があります。
配管が通る壁や床、天井から音が伝わりやすい場合は、
配管まわりや躯体との取り合いを見直すことで改善が期待できます。
取り入れやすい順に考える
水まわりの防音リフォームは、排水管や建具の見直しなど、着手しやすい対策から進めるのがおすすめです。
比較的取り入れやすい対策から進めることで、無理なく改善しやすくなります。
音の発生場所や建物のつくりによって、優先して対策すべき場所は異なります。
そのうえで、壁の内部や床下、天井裏など、音が伝わる経路を見直していきます。
そうすることで、無理なく静かな環境に近づけます。
まとめ|給排水音は原因を見極めることが大切
トイレやキッチンの音は、見えにくいけれど日常のストレスにつながりやすいものです。
給排水音は、設備だけでなく配管や住まいのつくりも関係しています。
だからこそ、原因を見極めながら住まい全体を見直すことが大切です。
そうすることで、音の伝わり方をやわらげやすくなります。
音の発生場所や配管の位置、壁などを確認しながら、ご予算や暮らし方に合わせて、
無理のないリフォームをご提案いたします。
「最近、水まわりの音が気になるようになった」という方も、ぜひご相談ください。