玄関は毎日使う場所でありながら、実は転倒やつまずき事故が起こりやすい場所でもあります。
特に高齢になると、段差や重たいドアの開け閉めが大きな負担になることも…。
そこでおすすめなのが「玄関のバリアフリーリフォーム」です。
さらに補助金を上手に活用すれば、費用を抑えて安心・快適な玄関にできます。
玄関の段差でつまずきやすい
ドアが重く、開け閉めが大変
雨の日に滑りやすいタイルで不安
こうした悩みを解決できるのが「バリアフリー化された玄関ドア」や「段差解消リフォーム」です。
玄関ドアのリフォームにかかる費用も、以下のいずれかの
補助金制度の条件を満たしている場合には補助金を利用することが可能です。
●子育てグリーン住宅支援事業
●長期優良住宅化リフォーム
●介護保険を利用した高齢者住宅改修費用助成制度
それぞれの補助金制度の適用条件や補助金の金額などについて詳しく見ていきましょう。
◆子育てグリーン住宅支援事業
子育てグリーン住宅支援事業とは、全世帯を対象に既存住宅で断熱化や省エネ化などのリフォームを行った際に利用できる補助金です。
補助金は工事に使用する材料や製品・数量によって変化します。
| 補助金の額 | 工事に使用する材料や製品、数量に応じた金額 （Sタイプ（①～③全て）最大60万円／戸、Aタイプ（①～③のうち2種類）最大40万円／戸） |
| 申請条件 | ・① 開口部の断熱改修（窓、ドアなど）、② 躯体（壁・屋根・天井・床）の断熱改修、③ エコ住宅設備の設置（高効率給湯器など）から2つ以上を実施すること。 ・登録された施工業者と契約すること ・補助金支給額が5万円以上になること ・リフォームする住宅の所有者であること など |
| 申請方法 | 施工業者が手続きをするので不要 |
玄関ドアの断熱改修は1か所約28,000～42,000円(※仕様･サイズによって変動)の補助が受けられますが、ドア単体では対象外で、躯体の断熱改修やエコ住宅設備設置などの必須工事と併せて行う必要があります。
◆長長期優良住宅化リフォーム
長期優良住宅化リフォームとは、住まいの性能を長持ちさせるための大規模リフォームをした際に利用できる補助金です。
施工費用の3分の1の補助を受けられるのが特徴ですが、玄関断熱ドアの改修単体ではなく、大規模なリフォームを実施した場合に補助金の対象となる点に注意してください。
◆介介護保険を活用した住宅改修
介護保険を利用した高齢者住宅改修費用助成制度とは、バリアフリーを目的としたリフォームで利用可能な補助金です。
| 補助金の額 | 工事費用（上限20万円）の70～90％（上限14～18万円） |
| 申請条件 | ・介護保険の被保険者であること ・要支援者、要介護者が居住する住宅であること ・生活の支障をなくす、軽減する工事であること など |
| 申請方法 | 改修前に市区町村の役所に申請、改修後にも申請 |
介護保険の被保険者で要支援者・要介護者が居住する住宅で、バリアフリーを目的とするドアだけの改修も補助金の対象となります。
ケアマネージャーに相談しながら進めましょう。
補助金を利用する際の注意点
-
申請は着工前に
交付決定前に着工すると補助金がもらえない場合があるので注意。 -
併用・利用条件の確認
補助金の種類によっては玄関ドアだけのリフォームのケースでは支給条件を満たしておらず、補助金を利用できない可能性があります。
他のリフォームも同時に行った時のみ利用できる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。 -
施工会社の指定確認
補助金によっては指定業者でないと利用できない場合があるので、事前に業者へ問い合わせてみましょう。
まとめ
玄関の段差や重いドアの不便さは、毎日の生活で大きなストレスになります。
補助金を賢く活用すれば、費用を抑えて快適で安全な玄関に生まれ変わります。
「うちのリフォームでも補助金が使えるの？」「どの補助金が一番お得なの？」
そんな疑問がありましたら、ぜひお気軽にT−STYLEにご相談ください。
T-STYLEでは、補助金の申請のお手伝い・補助金の選定等
様々なリフォーム工事に関わるサポートを行っております。
ご不明な点やご要望などお気軽にお尋ねください。
上伊那地域・伊那市での新築住宅・リフォーム・リノベーションなら株式会社 竹腰工業所
