前回まで、「終の住まい」を見据えた間取りやリフォームについてご紹介してきました。
住み続けるための住まいを考える一方で、もう一つ考えておきたいことがあります。
それは、将来、実家に住む人がいなくなったときのことです。
親の転居や相続により、実家が空き家になるケースは少なくありません。
後回しにすると、家族が離れて暮らす中で話し合いも難しくなります。
将来の負担を減らすため、今のうちから今後について相談しておきましょう。
水回りの配置変更
実家が空き家になるきっかけには、さまざまなものがあります。
- 高齢になった親が施設や子ども世帯の住まいへ移る
- 一人暮らしをしていた親が亡くなる
- 相続したものの、誰も住む予定がない
空き家になったあとに困らないためにも、いくつか考えておきたいことがあります。
誰が管理するのか。売却するのか。活用するのか。
こうしたことを事前に考えておくことが大切です。
「まだ先のこと」と考えない
住まいの今後について話し合うことは、
決して家を手放すことを急ぐという意味ではありません。
家族の希望を確認し、将来の選択肢を整理しておくことが目的です。
たとえば、次のようなことを家族で話しておくと、将来の判断がしやすくなります。
- 将来も誰かが住む可能性があるか
- 誰が家の管理を担当するか
- 売却や賃貸を検討する可能性があるか
- リフォームして使い続けることができるか
- 解体や土地の活用を考える必要があるか
住まいの状態も確認する
空き家の活用や売却を考えるときは、建物の状態も重要になります。
築年数だけでなく、確認しておきたい点がいくつかあります。
たとえば、雨漏り、シロアリ、屋根や外壁の傷みなどです。
給排水設備や耐震性なども、あわせて確認することが大切です。
また、リフォームによって再び住みやすい状態にできるのか。
あるいは、修繕よりも別の方法を検討したほうがよいのか。
これらは、建物の状態を見たうえで判断する必要があります。
実家を将来も住まいとして使う可能性があるなら、
現在の建物の状態だけを見るのでは足りません。
そのうえで、誰がどのように暮らすのかを考え、必要な修繕やリフォームを検討します。
まとめ|家族が元気なうちに話し合っておく
実家の空き家問題は、どの家庭にも起こり得る身近な課題です。
家族が元気なうちに話し合い、将来の選択肢を整理しましょう。
建物の現状を確認すれば、売却や活用などの判断がしやすくなります。
今の状態を把握し、ご希望に沿った最適なプランをご提案します。
気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。