以前から何度か工事をお任せいただいていたO様邸。
今回は、ご両親との同居をきっかけに、
「家族が集まる場所は大切にしながら、それぞれが気を遣いすぎずに暮らせる住まいにしたい」
とご相談いただきました。
そこで、1 階を中心に暮らせる間取りをベースに、
共有する場所と世帯ごとに使いやすくする場所を整理するリノベーションを計画しました。
🔵リフォームのポイント
1.和室を、暮らしに合わせて使い分ける
リビングに隣接する和室は、普段はLDKの一部として開け放して使えるようにしました。
一方で、ご来客時や家族が静かに過ごしたいときには、建具を閉めて個室として使うこともできます。
家族が集まるときには広く、用途に応じて区切りたいときには個室に。
暮らしの変化や来客の有無に合わせて使い方を変えられることが特長です。
2.家族が集まる LDK と、それぞれの生活エリアを分けて考える
今回は、LDK を家族が集まる共用の場所としながら、
親世帯・子世帯それぞれが落ち着いて過ごせる生活エリアも確保しました。
二世帯での暮らしでは、いつも一緒に過ごせることだけでなく、
生活時間や過ごし方の違いにも目を向けることが大切です。
食事や団らんを楽しむLDKと、それぞれが休んだり
身支度をしたりする場所を分けて考えることで、
近すぎず遠すぎない距離感を目指しました。
1 階に寝室やトイレなど日常生活で使う場所を配置し、
将来も 1 階を中心に暮らしやすい計画としています。
3.水まわりは、家族の生活時間に合わせて使いやすく
二世帯での暮らしでは、キッチン・浴室・洗面・トイレなど、
水まわりをどこまで共有するかが大切な検討ポイントになります。
朝の身支度、入浴、洗濯、来客時など、
家族が使う時間帯や生活リズムを想像しながら計画することが欠かせません。
O 様邸では、洗面化粧台を廊下に面した位置に配置し、
洗面室と脱衣室を分けました。
家族の誰かが入浴中でも、ほかの家族が洗面台を使いやすくなっています。
また、親世帯・子世帯それぞれの生活エリアにトイレを配置。
朝や夜など使用が重なりやすい時間にも、できるだけ使いやすいように配慮しました。
浴室やキッチンを共有するか、世帯ごとに設けるかに正解はありません。
家族の人数、生活時間、家事の分担、将来の暮らし方を話し合ったうえで、
住まいに合う方法を考えることが大切です。
🔵お客様の声
「普段は和室を開けて LDK と一緒に使い、
来客時には個室として使えるので便利です。
親世帯・子世帯でそれぞれの場所を持ちながら、
LDKでは自然に顔を合わせられる距離感がちょうどよいと感じています」
「洗面と脱衣室が分かれたことで、
家族がお風呂に入っているときでも洗面台を使いやすくなりました。
トイレもそれぞれの生活エリアにあるので、
家族が増えても以前より使いやすくなりました」
🔵これからの同居を考える方へ
二世帯での同居を考えるときは、「1 階で暮らしが完結するか」だけでなく、
何を一緒に使い、何を世帯ごとに分けるかを最初に話し合うことが大切です。
たとえば、家族が集まる LDK は共用にしながら、
トイレはそれぞれの生活エリアに設ける。
洗面と脱衣室を分け、入浴中でも洗面を使いやすくする。
こうした小さな工夫が、毎日の気兼ねを減らし、ほどよい距離感につながります。
キッチン・浴室・洗面を共用するか、別々にするかは、
家族構成や生活時間によって変わります。現在の暮らしだけでなく、
10 年後、20 年後の使い方も考えながら、無理のない形を選びましょう。
「親との同居を考えているが、水まわりをどこまで一緒にすればよいか迷っている」
「家族が集まれる LDK はほしいが、それぞれの時間も大切にしたい」
「将来は 1 階を中心に暮らせる住まいに整えたい」
そんなときは、お気軽にご相談ください。
ご家族の人数や生活時間、これからの暮らし方を伺いながら、
共有する場所と個別に使う場所を一緒に整理し、無理のないリノベーション計画をご提案します。