「浴室が寒い」「床が滑りやすい」など、年齢とともに浴室での不安は増えていきます。
実際にヒートショックや転倒など、家庭内事故の多い場所でもあります。
その不安を解消するのがリフォーム。
さらに今なら補助金を活用し、自己負担を抑えて快適なお風呂にできます。
冬は浴室が冷えてヒートショックの危険がある
床が滑りやすく、転倒が心配
浴槽のまたぎが高くて出入りが大変
古い給湯器でお湯が安定しない
これらはすべてリフォームで解決できます。特に「断熱性」「安全性」「省エネ」を意識した改修がおすすめです。
浴室リフォームにかかる費用も、以下のいずれかの
補助金制度の条件を満たしている場合には補助金を利用することが可能です。
●子育てグリーン住宅支援事業
●給湯省エネ2025事業
●介護保険を利用した高齢者住宅改修費用助成制度
それぞれの補助金制度の適用条件や補助金の金額などについて詳しく見ていきましょう。
◆子育てグリーン住宅支援事業
子育てグリーン住宅支援事業とは、全世帯を対象に既存住宅で断熱化や省エネ化などのリフォームを行った際に利用できる補助金です。
補助金の額 | 工事に使用する材料や製品、数量に応じた金額 (Sタイプ(①~③全て)最大60万円/戸、Aタイプ(①~③のうち2種類)最大40万円/戸) |
申請条件 | ・① 開口部の断熱改修(窓、ドアなど)、② 躯体(壁・屋根・天井・床)の断熱改修、③ エコ住宅設備の設置(高効率給湯器など)から2つ以上を実施すること。(※キッチン設備のリフォームのみでは補助金が支給されないので注意!) ・登録された施工業者と契約すること ・補助金支給額が5万円以上になること ・リフォームする住宅の所有者であること など |
申請方法 | 施工業者が手続きをするので不要 |
浴室リフォームの場合は、高断熱浴槽への交換や節湯水栓、手すり設置・段差の解消などのリフォームが補助の対象になります。
注意しておきたいのは、浴室リフォームのみの実施では補助を受けることができない点です。
別途で開口部や躯体の断熱改修を同時に実施する必要があるため、浴室リフォームの他にも併せてリフォームを検討している箇所がある場合にはおススメです。
◆給湯省エネ2025事業
給湯省エネ2025事業とは、指定の高効率給湯器を自宅に導入する際に利用できる補助金です。
補助金の額 | ・エコキュート(ヒートポンプ給湯器) 6万円+性能加算(最大7万円)+撤去加算(最大8万円) ・ハイブリッド給湯器 8万円+性能加算(最大7万円)+撤去加算(最大8万円) ・家庭用燃料電池(エネファーム等) 16万円+性能加算(最大4万円)+撤去加算(最大8万円) ※戸建ては最大2台まで、マンションは1台まで。 ※撤去加算は、電気温水器や蓄熱暖房機を取り外す場合に適用。 |
申請条件 | ・個人の場合は、共同実施規約でJ-クレジット制度への参加意思の表明が必要。 ・登録された施工業者と契約すること ・補助金支給額が5万円以上になること ・リフォームする住宅の所有者であること など |
申請方法 | 施工業者が手続きをするので不要 |
給湯器だけを設置する場合は「給湯省エネ」の方が補助額が大きくなりますが、窓や断熱改修とあわせて工事する場合は「子育てエコ」と組み合わせて申請した方が総合的にお得になります。
◆介介護保険を活用した住宅改修
高齢者住宅改修費用助成制度とは、介護保険に加入している体の不自由な方やご高齢な方が自宅で安全に暮らせるようにするためのリフォームを行う場合に、その費用の一部が補助される制度です。
補助金の額 | 工事費用(上限20万円)の70~90%(上限14~18万円) |
申請条件 | ・介護保険の被保険者であること ・要支援者、要介護者が居住する住宅であること ・生活の支障をなくす、軽減する工事であること など |
申請方法 | 改修前に市区町村の役所に申請、改修後にも申請 |
扉を引き戸に変更・すべりにくい床材に変更・出入口の段差を解消・手すりの取付け工事などが対象となります。
まとめ
寒さや滑りやすさといったお風呂の悩みは、補助金をうまく活用すれば費用を抑えつつ解決できます。
安全で快適なお風呂は、健康にも直結する大切なリフォームポイントです。
「うちのリフォームでも補助金が使えるの?」「どの補助金が一番お得なの?」
そんな疑問がありましたら、ぜひお気軽にT−STYLEにご相談ください。
T-STYLEでは、補助金の申請のお手伝い・補助金の選定等
様々なリフォーム工事に関わるサポートを行っております。
ご不明な点やご要望などお気軽にお尋ねください。
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