前回は、使っていない部屋を趣味の部屋や寝室、家事室として活かす方法をご紹介しました。
子どもが巣立った後は、自分たちらしく心地よく過ごせる場所が大切になります。
落ち着ける居場所があれば、お互いを尊重しながら毎日を豊かに過ごせるでしょう。
今回は、これからの二人の毎日に寄り添う「それぞれの居場所」を考えましょう。
一緒に過ごす時間と、一人で過ごす時間
夫婦二人の暮らし、いつも同じ部屋で過ごすのが一番…とは限りません。
例えば、こんなふうに感じることはありませんか?
・テレビを見たい時間がそれぞれ違う
・読書や手芸など、静かに集中したい趣味がある
・早く寝たい人と、遅くまで起きていたい人がいる
・来客があったとき、別の場所で過ごせると便利
空き部屋を活かして、お互いが心地よくいられる「それぞれの居場所」を考えませんか。
居場所づくりの例
空き部屋を活かせば、大きな工事をせずとも心地よい居場所をつくれます。
| つくりたい居場所 | 活用の例 |
|---|---|
| 静かに過ごす場所 | 読書、手芸、書道などを楽しむ趣味の部屋 |
| テレビを楽しむ場所 | リビングとは別の、くつろぎの部屋 |
| 作業する場所 | パソコンや書類整理を行う書斎スペース |
| 体を動かす場所 | ストレッチや軽い運動ができる部屋 |
| 来客・帰省用の場所 | お客様や家族が来たときに使える部屋 |
| 夫婦共通の趣味の場所 | 映画鑑賞やアルバム整理を楽しむ場所 |
和室を趣味の部屋にしたり用途を組み合わせたり、使い方は自由自在。
今の自分たちの暮らしに一番しっくりくる形を考えてみましょう。
使いやすい部屋にするための確認
部屋を使い始める前に、まずは次のような状態をチェックしてみましょう。
・冬の寒さや夏の暑さ、窓や建具の開閉
・床のきしみや段差、照明の明るさ
・コンセントの位置や数、収納の使いやすさ
・読書なら照明、PCなら電源など、用途に合う環境を確認しておくと安心です。
使い道が決まれば、具体的にどこを整えるとよいかも見えてくるはずです。
リフォームは必要なときに考える
模様替えや整理だけでも十分ですが、こんな改修も心地よさに繋がります。
・和室を洋室として使いやすくしたい
・断熱性を高め、冬も過ごしやすくしたい
・収納を見直したい、建具を引き戸にしたい
国の指針も部屋の活用を推奨。理想に合わせて賢く整えていきましょう。
まとめ|それぞれの時間も大切にできる住まいへ
お子様の独立後は、お互いが落ち着いて過ごせる居場所づくりが大切です。
和室の活用や趣味の部屋など、理想の暮らしを気軽にご相談ください。
今の住まいを活かしながら、これからの毎日に合う形をご提案します。
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参考情報 国土交通省「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」
※本記事では、国土交通省が示す、高齢期の暮らしに合わせて住まいを見直すための考え方を参考にしています。