木の家具やフローリングは、湿気の影響を受けやすい素材です。
木は湿気を吸ったり放したりするため、室内環境によって状態が変わります。
そのため、木を長持ちさせるには、日ごろの湿気管理が大切です。
今回は、そのポイントをわかりやすくご紹介します。
木の家具・フローリングに適した湿度の目安
室内湿度と木への影響(一般的な目安)(あくまで目安として。季節・地域・建物によって異なります)
30%
40%
50%
60%
70%
80%
30%以下
乾燥しすぎ。割れ・反り・塗装剥がれが起きやすくなります
40〜60%
木にとって適した範囲。この湿度を保つことが、長持ちの基本です
60〜70%
膨張・べたつき・引き出しの重さが出やすくなります
70%以上
カビ・変色・腐食のリスクが高まります。早めの対処が必要です。
症状から見つける『湿気のサイン』と対策
🚪 木製家具や建具の開閉がしづらくなっている
引き出しや扉が重くなったら、木が湿気を吸っているサインかもしれません。
湿気がこもりやすい部屋では、家具や建具が膨らんで開閉しづらくなることがあります。
湿気がこもりやすい部屋では、家具や建具が膨らんで開閉しづらくなることがあります。
主な原因
室内湿度が高い状態が続き、木が水分を吸って膨張している。
➜ まず、換気や除湿で湿度を下げ、家具の置き場所も見直します。改善しない場合は、断熱や換気を見直して湿気がこもりにくい環境にします。
💡 引き出しの重さは梅雨時に起きやすい症状です。繰り返すなら室内環境を見直しましょう。
🦠 床まわりや家具のすき間にカビ・変色が出る
床や家具のすき間にカビや変色が出たら、湿気がたまりやすい状態かもしれません。
とくに壁際や窓際は、空気が滞りやすく、影響を受けやすくなります。
とくに壁際や窓際は、空気が滞りやすく、影響を受けやすくなります。
主な原因
湿気がこもり、壁際や窓際にカビが出やすくなっている。
➜家具を壁から少し離して空気を通し、繰り返す場合は床や壁まわりの断熱・換気を見直します。
💡 カビは表面を拭いても再発しやすいので、原因の確認が大切です。
↕️木製家具の反りや割れが気になる
木製家具が反ったり割れたりするのは、湿気と乾燥を繰り返しているサインです。
置き場所や室内環境によって、木への負担は大きく変わります。
置き場所や室内環境によって、木への負担は大きく変わります。
主な原因
木が膨張と収縮を繰り返し、反りや割れが起きている。
➜風や直射日光が当たりにくい場所へ移します。必要に応じて断熱や換気を見直し、室温が安定しやすい環境に。
💡 反りや割れは置き場所でも変わります。窓際や結露しやすい場所は避けましょう
「置き場所」で変わる木の傷みやすさ
同じ家具でも、どこに置くかで湿気の影響が変わります
✕ 傷みやすい置き方
壁にぴったりつけている・北側の壁際・エアコンの風が直接当たる場所・結露しやすい外壁沿い
✓ 長持ちしやすい置き方
壁から5〜10cm離す・空気が流れる場所・直射日光や結露の影響を受けにくい内側の壁沿い
木のぬくもりを長く楽しむには、湿気との上手なつきあい方が大切です。
気になるサインがあれば、早めに見直してみましょう。
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