前回は、体調がすぐれないときに気づきやすい、住まいの寒さや動きにくさをご紹介しました。
普段は気にならない段差や暗さも、夜間の移動では気になることがあります。
秋から冬にかけては日暮れが早くなり、照明をつけて移動する時間も長くなります。
そこで今回は、夜の移動を少し楽にする、照明や通り道の工夫をご紹介します。
秋の夜に気づきやすい、住まいの小さな不便
昼間は問題なくても、夜になると見え方や動きやすさが変わることがあります。
たとえば、次のようなことはないでしょうか。
- 玄関の段差や階段が見えにくい
- 廊下やトイレの入口が暗く感じる
- 照明のスイッチまでが遠い
こうした不便は、住み慣れた家では見過ごしやすいものです。
だからこそ、日が短くなる季節に一度確認してみましょう。
照明と通り道を見直す
夜に使う照明は、ただ明るければよいわけではありません。
位置によっては、足元に影ができることもあります。
そのため、次のような点を確認してみましょう。
- 玄関から廊下まで、足元を確認できる明るさか
- 寝室で手元の明かりをつけられるか
- 廊下や階段の近くに荷物を置いていないか
人感センサー付きの足元灯など、夜間に使いやすい照明を検討する方法もあります。
ただし、通路を狭くしないよう注意しましょう。
手を添えられる場所も確認する
玄関の段差や階段、トイレでの立ち座りなどがあります。
手を添えられる場所があると、動作が安定しやすくなります。
たとえば、次のような場面で「支えがあるとよい」と感じるか確認してみましょう。
- 玄関の段差、階段の上り下り
- 夜間にトイレへ向かうとき、便座からの立ち上がり
- 浴室への出入り
必要に応じて、手すりを設置する方法もあります。
その際は、身長や動作、壁の下地などを確認して計画することが大切です。
まとめ|秋の夜に、住まいを見直してみる
リフォームの際は、将来の使いやすさもあわせて考えておくと安心です。
手すり用の下地や、照明・スイッチの位置なども検討しておきましょう。
秋から冬は、夜の暗さや動きにくさを感じやすい季節です。
気になる場所があれば、遠慮なくお気軽にご相談くださいね。
住まいの状態に合わせて、無理のない方法を一緒に考えます。