60代になると、家の中に「使っていないもの」が少しずつ増えていきます。
- 子どもが独立した後の部屋、来客用の客間
- ほとんど使っていない和室
- 大きな食器棚や、昔のままの照明や設備
こうしたものに対して、「思い切って捨てる」と考える方もいるでしょう。
一方で、「もったいないから残しておく」と考える方もいるかもしれません。
しかし、この2つの間には、もう一つの選択肢があります。
それは、「使わない」を自分で決めて、家と暮らしの関係を見直すことです。
そこで今回は、60代からの「住まいの整理」について考えます。
使わない部屋も、家の一部として手入れが必要
使っていない部屋があること自体は、問題ではありません。
ただ、普段使わない場所ほど、掃除や換気が後回しになりやすくなります。
建具や床の状態確認も同じです。
たとえば、換気が不十分だとカビが発生することがあります。
また、空調を使わない部屋は、冬は寒く夏は暑いままになりやすくなります。
そのため、使わない部屋は「そのまま残す」だけでは足りません。
「どう使うか」「どう管理するか」を考えることが大切です。
「使わない」を決める3つの視点
使わない部屋・物・設備を見直すときは、次の3つの視点が役立ちます。
- 「いつか使う」を、具体的に考える
- 「残す理由」を、暮らしの中から探す
- 「家の一部」として、手入れができる状態にする
まず、「いつか使うかもしれない」は大切な気持ちです。
ただ、「いつか」を具体的にしてみましょう。
たとえば、「年に1〜2回、親族が来たときだけ」などです。
そうすると、「普段は別の使い方をしてもいい」と考えやすくなります。
また、「使わないから捨てる」ではなく、「残す理由を暮らしの中から探す」考え方もあります。
たとえば、客間を来客用として残しつつ、普段は趣味の部屋として使う方法です。
そして、使わない部屋や物を残すときは、定期的な換気や掃除など手入れの方法を決めておきましょう。
部屋・物・設備を、今の暮らしに合う形へ
使わない部屋は、今の暮らしに合う役割へ変える方法もあります。
- 客間:来客用として残しつつ、普段は読書や趣味の部屋として使う
- 子ども部屋:独立後は夫婦の書斎や趣味部屋として使う
- 和室:畳の良さを残しつつ、照明や収納などを整えて、昼寝や読書をしやすい場所として使う
- 応接間:来客用として残しつつ、家族の団らんの場所として使う
「使わない部屋をなくす」のではなく、
「今の暮らしに合う使い方を見つける」考え方が、60 代からの住まい整理には合っています。
まとめ|「使わない」を決めて、これからの暮らしを整える
60 代からの住まい整理では、使わない部屋・物・設備を「そのまま残す」のではなく、
「今の暮らしに合う使い方」を考えることが大切です。
- 「いつか使う」を具体的に考える
- 「残す理由」を暮らしの中から探す
- 「家の一部」として、手入れができる状態にする
「使わない部屋をなくす」ではなく、「今の暮らしに合う使い方を見つける」ことで、
長く住んできた家を、これからの暮らしに合う形へ整えられます。
「使っていない部屋を、今の暮らしに合う形へ整えたい」
「使わない物を、どうしたらいいか悩んでいる」
「家の一部として、手入れができる状態にしたい」
そんなときは、お気軽にご相談ください。
お住まいの状態と、これからの暮らし方をうかがった上で、
部屋の使い方や収納・設備の見直し、必要なリフォーム・リノベーションを一緒に考えます。